力を入れずに、透き通った声で歌い上げる曲を聴くと、全身の力が抜け、癒されるのを感じますよね。
実は、高音になればなるほど、頭部に近い脊髄が刺激されるので、体にも良い影響を与えてくれるんですよ♪
今記事では、高音ボイスが魅力的なアーティストを男女別に紹介したいと思います。
女性アーティスト
坂本美雨
坂本美雨さんの声は、ずば抜けて綺麗で、神秘的なものを感じます。
坂本龍一さんと矢野顕子との間に生まれた、音楽界のサラブレッド!!
その透き通る声は、お母様譲りのようです。
里アンナ
3歳から奄美音楽を習い、数々の賞を受賞している実力派アーティスト。
2013年・2015年にミュージカル「レ・ミゼラブル」のファンテーヌ役として出演。
2018年には、大河ドラマ「西郷どん」のメインテーマを担当。
そしてなんと!シルク・ドゥ・ソレイユの公認ボーカリストに任命されています!
確かに・・・
この歌をアカペラで聴かせられるのは、里アンナさんしかいないですね。
藤田麻衣子
2006年9月に、シングル「恋に落ちて」を発売しCDデビューを果たします。
テレビ番組「はじめてのおつかい」で楽曲が起用され、話題になったアーティストさんですね。
ピアノの旋律と、透き通った声、そして、前向きな歌詞の絶妙なバランスが、聴く人の心をつかみ、そっと背中を押してくれます。
手島葵
2003年・2004年に、福岡(出身地)で行われたTEEN’SMUSIC FESTIVAL協賛「DIVA」に出場し話題に。
その翌年に、アマチュアであるにもかかわらず、韓国で行われたイベント「日韓スローミュージックの世界」へ出演し、歌「The Rose」を披露しています。
そして、その際のデモCDがスタジオジブリのプロデューサー/監督の手に渡り、2006年に映画「ゲド戦記」の挿入歌としてシングル「テルーの唄」をリリースし、メジャーデビューを果たします。
迷いながら、揺らぎながら進む人たちの心にそっと寄り添ってくれるような、そんな歌を歌っています。
チャットモンチー
2000年4月に、ボーカルである橋本さんを中心に、福岡さん・高橋さんの3名で結成。
2004年に徳島(出身地)で行われたバンドコンテスト「はな・はる・バンドコンテスト」でグランプリを受賞。
2008年には日本武道館で2Day’sコンサートを開催しています。
その後、2011年に高橋さんが脱退し、2018年7月をもって「活動を完結する」と発表。
現在は活動をおこなっていませんが、素敵な歌がたくさん残されているので紹介したいと思いました。
Chara
1991年9月にシングル「Heaven」でデビュー。
翌年には、2ndアルバムが日本レコード大賞ポップ・ロック部門において「アルバム・ニューアーティスト賞」を受賞。
1996年には主演を果たした映画「スワロウテイル」が公開され、劇中のバンド「YEN TOWN BAND」として製作されたテーマソング「Swallowtail Butterfly~あいのうた」が大ヒットします。
透き通るとはまた違った、個性的な声で歌い上げる歌は、甘く切なく、「女の子」に戻るような感覚を感じさせてくれます。
LISA
アニソンシンガーソングライターとして活動中のLISAさん。
高音がとてもきれいで、多くの方から支持されています。
ハイトーンを出すときも決して力まず、簡単そうに歌っているところから、その実力の高さがうかがえます。
【速報】第62回日本レコード大賞 LiSA「炎」受賞!!
Flower
2010年に女性4人組ダンスグループとして結成。
EXILEのライブツアー、サポートメンバーとして参加するなどの活動を開始します。
2011年に新たにメンバーを追加し、ダンス&ボーカルグループとしてデビュー。
2019年4月に解散。
ファルセット(歌手が高い音を出すときに使う発声技術)がとても印象的な歌い手さんです。
歌を学んでいる方にとっては、練習曲として使えるかもしれないですね。
DUSTCELL
2019年10月より始動を開始。
ボーカル「EMA」とコンボーザー「Misumi」の2人組の音楽ユニットです。
結成当初から大きな注目を集め、最初に発表した「CULT」はわずか3週間で100万再生を突破!!
2020年にはワンマンライブの開催が決定するなど、今注目のグループです。
*コンボーサー:作曲家のこと。
ずっと真夜中でいいのに。
「ずっと真夜中でいいのに。」は曲名ではなく、グループ名です(笑)
ボーカルは「ACAね(あかね)」さん。
パワフルな高音から、ファルセットを使った優しい高音まで、さまざまな声を使い分けることができます。
軽快なリズムに、安定した高音が、私たちの心を明るい方向へと導いてくれます。
ヨルシカ
2012年にボカロPとして活動を始めたバンド。
歌い手は「suis(スイ)」さん。
コンボーザー「n-buna(ナブナ)」さんとボーカル「suis(スイ)」さんの2名で活動を行っています。
曲調や声質などが、「ずっと真夜中でいいのに。」さんと似ている気がするのですが、いかがでしょうか?
いずれにしても、透明感のある力強い音楽は心を打つものがあります。
高校生から圧倒的な支持を受けているグループの1つです。
*ボカロP:ボーカロイドを活用する人のこと。(ボーカロイド プロデューサー)
男性アーティスト
King Gnu
2013年に「Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)」という名前で活動を開始していますが、2015年にメンバーをチェンジ。
現在の4名体制となり、2017年に「King Gnu(キング・ヌー)」に改名しています。
各メンバーが異なる方向性を持った音楽から影響を受けていることから、「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と称されているようです。
その透き通る歌声は、男性であることを忘れさせ、流れるようなメロディは耳触りが良く、ついつい口ずさみたくなる一曲です。
RADWIMPS
2001年に4名のメンバーで結成したロック・バンド。
バンド名には、「RAD=すごい」「WIMP=弱虫」という意味が込められており、『かっこいい弱虫』『マジスゲーびびり野郎』などの意味が含まれています。
2005年にメジャーデビューを果たし、2016年にアニメ映画「君の名は。」の音楽を担当。NHK紅白歌合戦への出場決定。
「透明感のある男性ボーカリスト」と考えた時に、真っ先に浮かんだのがRADWIMPSでした。
バンド名を象徴するかのように、歌詞の内容もエモいものが多いですが、だからこそ胸をつかんで離さない・・・『中毒性がございます。』
SEKAI NO OWARI
2010年に4人組バンドとして結成。
2011年8月にTOY’S FACTORYよりメジャーデビューを果たします。
「ポップセンス」と「世界感溢れるライブ演出」は、子供から大人までを幅広く魅了し、「セカオワ現象」とも呼ばれるほどのスピード感で認知を拡大させていきました。
現在でも新しい音楽シーンの最前線で攻め続ける、才能あふれる実力派グループです。
official髭男dism
2012年に結成し、「ヒゲダン」の名前で親しまれているグループ。
バンド名には、「髭が似合う歳になっても、誰もがワクワクするような音楽を、このメンバーで作り続けたい」という想いが込められています。
2018年4月にMajor 1st Single「ノーダウト」をリリースし、メジャーデビュー。
ポップ色のピアノサウンドと、ファンク/ジャズなどの要素を含んだリズム、そして、キャッチーなメロディが、心のもやもやを吹き飛ばしてくれます。
Mr.Children
1989年に結成し、「ミスチル」の名前で親しまれているバンドです。
バンド名には、「”ミスター”と”チルドレン”では、正反対に聞こえるが、”形にこだわらない””カテゴライズされない”という意味で、大人から子供まで幅広い人たちの心に残る音楽になってほしい」という願いが込められています。
活動期間が長いだけに、知っている人も多いのではないでしょうか?
ボーカル「桜井和寿」さんの声は、地声と裏声との行き来に特徴があり、声を聴いただけで「ミスチルだ!」とわかるような、唯一無二のアーティストです。
スターダストレビュー
1981年にアルバム「STARDUST REVUE」でデビューをした、埼玉県出身4人組のロック・バンド。
これまでに40枚のアルバムをリリースし、今もなお80公演を超える全国ツアーを展開しています。
エンターテイメントに徹したステージは、ライブ・バンドとして今でも根強く人気があります。
まるで空気の摩擦を感じさせないような響く声は、聖水を浴びるかの如く心を洗い流してくれますよ。
スピッツ
1987年に結成し、1991年にメジャーデビューをしたスピッツもまた、ミスチル同様、知っている人が多いのではないでしょうか?
4人のメンバーで構成されたロック・バンドです。
1995年にリリースした11thシングル「ロビンソン」のヒットをきっかけに、多くのファンを獲得し、楽曲制作/全国ツアー/イベント開催など、マイペースに活動を継続しています。
「音楽家が選ぶ音楽家」に名前が挙がることが多く、音楽業界に大きな影響を与えたアーティストの一人といえます。