ベートーヴェンYouTubeおすすめ動画まとめ

ベートーヴェンYouTubeおすすめ動画まとめ

 

今年生誕250周年を迎える作曲家、ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-17)。彼の作品は傑作ぞろいですが、これだけは聞いておきたい!という曲や、マニアックな曲まで、YouTubeから8曲をピックアップしました。

 

1.晩年の傑作 / 《交響曲第9番》

Beethoven 9 – Chicago Symphony Orchestra – Riccardo Muti

ベートーヴェン最後の交響曲である《交響曲第九番》。日本では年末に演奏されるのが定番になっています。1時間を超える大作で、彼以前の交響曲ではあまり用いられなかった合唱を加え、それまでの常識を打ち破ったとされています。終楽章に規模の大きなフーガが挿入されている部分も注目です。演奏会では、最後の最後まで座って待っている合唱団の皆さんが何を考えながら待っているのか想像するのも一興ですね。こちらの動画は、リッカルド・ムッティ指揮、シカゴ交響楽団の演奏です。

2.癒し系クラシック!/ 《交響曲第6番ヘ長調「田園」》

Zubin Mehta: Beethoven – Symphony No. 8, Op. 93 (Tel Aviv, 2011)

《交響曲第6番「田園」》は、田園風景に触発された穏やかな曲です。激しいイメージのあるベートーヴェンですが、実は自然を愛するナチュラリストな一面もあったのです。自然を題材にし、各章ごとにコメントがつけられたこの曲は標題音楽の祖と言われています。第1楽章は「田舎に着いた時の晴々とした気分の目覚め」、第2楽章は「小川のほとりの情景」、第3楽章は「田舎の人々の楽しい集い」、第4楽章は「雷雨、嵐」、第5楽章は「羊飼いの歌。嵐の後の喜ばしく感謝に満ちた気持ち」といった標題が付けられています。

3.  2楽章がエモい!/ 《ピアノソナタ第8番 ハ短調「悲愴」》

横山幸雄 ベートーヴェン ピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章

この曲の2楽章はCM音楽に使われたり、POPSアーティストにカバーされたりと、幅の広い楽曲です。低めの音域から始まる落ち着いた旋律と、どこか懐かしみを感じさせる和声進行が、なんとも言えないエモさを醸し出しています。再現部では、冒頭の主題が三連符の伴奏で奏でられ、そのまま静かに幕を閉じます。

4.のだめで有名!/《交響曲第七番》

Beethoven: 7. Sinfonie ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Andrés Orozco-Estrada

「のだめカンタービレ」で一躍有名になったこの曲は、ベートーヴェンの力強さがたっぷり味わえます。リヒャルト・ワーグナーがこの曲を「舞踏の聖化」と評しているように、リズム動機の活用が印象的な作品です。この動画は、ホルンやトランペットに古楽器を使用しており、当時の音により近い演奏が楽しめます。エネルギッシュなティンパニーや低音楽器にも注目です。

5.ベートーヴェンといえばコレ!/《交響曲第5番「運命」》

Beethoven: 5. Sinfonie ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Philippe Herreweghe

ベートーヴェンの代名詞ともいえるこの曲。冒頭の有名な旋律が、最後の最後まで繰り返し繰り返し現れます。すぐ聞いてわかるようなところから、スコアをじっくり解読しなければわからないところまで、まるでパスルのように有名な音型をちりばめています。冒頭だけでなく、最後まで聞いてほしい作品です。先に挙げた交響曲第6番とは、双子のような存在で、初演も同時に行われました。

6.冒頭からインパクト大!/《ピアノ協奏曲第3番》

Beethoven : Concerto pour piano n°3 ( Alice Sara Ott / Orchestre philharmonique de Radio France)

ピアノ協奏曲も名作ぞろいなベートーヴェン。特にこの曲は、短調のユニゾンから始まる冒頭からつかまれます。平易な主題でありながら、これから発展されるであろう期待感が豊富に感じられる主題です。事実、この曲の中には冒頭の主題が至るところに隠されています。ぜひ主題のパズルを探しながら音源を聴いたり、スコアを眺めたりしてみてください。ピアノの即興演奏が楽しめるカデンツァにも注目です。

7. 実は吹奏楽曲もつくっていた!/ 《行進曲 ニ長調 「軍隊行進曲」》

BEETHOVEN March in D Major – "The President's Own" U.S. Marine Band

オーケストラやピアノ曲のイメージが強いベートーヴェンですが、実は軍楽隊のためにマーチも作曲しています。軍国主義が高揚していたのか、かなり前のめりな曲になっていますが、数少ない巨匠が書いた吹奏楽曲として聞き逃せません。

 

8. かわいいミニチュア曲 / 《2本のオーボエとコール・アングレのための三重奏曲 ハ長調》

Beethoven Oboe Trio

 ベートーヴェンはこのようなミニチュア曲も作曲しています。アンサンブルコンサートなどにも良いかもしれません。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。ベートーヴェンは力強く、考えに考え抜いて曲を作った、というイメージが感じられる曲も確かにありますが、逆に穏やかで和むような音楽もありました。2020年は、彼の生誕を祝いつつ、新たなベートーヴェン像を発見できるかもしれません。

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